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イベント、展示会、商業施設などの空間づくりは工芸社へ。企画・施工から演出・運営まで、なんでもお任せください。03-5801-0791

profile

1988年生まれ。大学卒業後、不動産の会社に営業として入社。その後、展示会装飾会社に転職し、デザイナーとしてのキャリアをスタートさせる。2018年2月、工芸社に中途入社。現在はイベント会場全体の基礎装飾を含め、毎月十数件の案件を担当。広島県出身。2018年9月に結婚。趣味は休日のフットサルとスポーツ観戦。身体を動かしてから銭湯に行くのが何よりの楽しみ。

チャレンジし続けたから、デザイナーとしての今がある。

父親が建築士ということもあり、小さい頃から図面を見ていたので、もともと設計や建築が好きでした。新卒のときも建築系とかディベロッパー系の仕事を探していて、マンションの開発などを行う企業に就職したんです。でも、配属されたのは営業でした。人と話すことも好きだったので営業は営業でとても楽しかったです。そのまま営業職として働き続けていくのもいいかもな、とも思っていました。ですが、「もともと“つくる”仕事がしたかった」という気持ちを思い出し、チャレンジの気持ちで展示会装飾会社にデザイナーとして転職しました。デザインに関しては建築系の大学で少し勉強したくらいで、基本的にはここでイチから教わりました。デザインを学んで、実際に展示会のブースをデザインさせていただくうちに、「もっと大きな仕事に携わって、たくさんの人の期待に応えたい」という気持ちが芽生え、改めて転職活動をしたんです。そのときに縁あって、私のやりたいことがすべてできる工芸社という会社に出会うことができたんです。

デザイナーとして、曖昧な「言葉」は絶対に避ける。

工芸社では入社して2ヶ月も経たないうちから重要な案件に携わらせていただきました。現在は毎月10件、多いときでは20件くらいの案件に携わっているので、同時進行で作業を進めなければいけない難しさもありますが、充実しています。
デザインをするときは、すぐに平面図を描いたりはせず、まずはその案件の目的やゴールを明確にする作業から始めます。デザインは目的を達成させるためにあると思いますので、そこをどんどん掘り下げたいんです。全体的なデザインのコンセプトについても求められます。コンセプトを考えるときに気をつけるのは、「言葉では言えても、絵にできないものは避ける」ということです。例えば、「高級感」「ラグジュアリー」というワードがよく出るのですが、これって、その言葉からいくつも案が出てきてしまいますよね。結局考える方向が散らばってしまうだけで何も定まっていかない。なので、しっかりとクライアントの信頼に応えるデザインができるよう、私は考えることを日課にしています。通勤中の電車の中でコンセプトを考えたり、休みの日にも街を歩きながら建物を見たり、店舗の動線をチェックしたりと、ヒントになるようなものをつい探してしまいます。そうやって、考えに考え抜いたコンセプトから導き出したイメージと、実際のデザインがピッタリと合ったときは、やっぱり嬉しいですね。

背中を押されたことで、新しい自分が発見できた。

工芸社には多くの営業の方が在籍していますが、スピード重視でガンガン案件を進める方がいたり、細かいところまでとことん詰めていく方がいたりと、色々なタイプの方がいます。その中で仕事をすることで、デザイナーとしての幅が拡がっているなと実感しています。多くの人の考え方と接することで、「そういった考え方があるんだ」という発見がたくさんあるんです。
あるコンペ案件に参加した際に、クライアントのレギュレーションとは、あえて真逆の色でブースをデザインしたことがありました。普段の私ならそういったデザインはしないのですが、一緒に担当した営業の方がチャレンジ精神に溢れる方だったので、私も「やってみよう」という気持ちになれたんです。結果、その提案を先方の担当者が大変気に入ってくださり見事コンペで勝利することができました。営業の方が背中を押してくれたことで新しいチャレンジができて、しかもそれが結果に繋がったので本当に嬉しい経験でした。このような経験がたくさん積めることで自分自身が成長できているのは工芸社にいられるからこそだと感じています。

デザイナーは信頼がなければ務まらない仕事。

今は、私の目標のひとつだったイベント全体の装飾デザインを初めてやらせていただいています。正直、未知の領域なのでしんどさもありますが、スケールの大きな仕事をずっとやりたいと思っていたので燃えています。入社1年半でこういった案件にチャレンジできるのは工芸社だからこそだと思います。会社の規模と実績、そして積み重ねてきた信頼があるから毎年コンスタントに何件も基礎装飾の依頼をいただける。これは工芸社の強みですよね。デザイナーの仕事も信頼されてこそだと思っていますし、私自身もデザイナーとしての信頼を積み重ねていくことで、それが工芸社のさらなる信頼に繋がっていくよう仕事に向かっています。この「信頼されたい」という想いこそが、私のデザインに対する原動力になっています。
私は、自分が一人でつくるものに対して、自信たっぷり、というタイプではないと思っています。だからこそ、チームの一員として、みんなで「いいもの」をつくっていくという工芸社のやり方が向いています。なので、多くのプロフェッショナルの方々からたくさんの刺激をもらって仕事ができている今の環境にはとても感謝しているんです。工芸社にはベテランになっても若手と一緒にバリバリと手を動かしている方が多い。私もこの先40代、50代になったときに、若手を育てながら、自分も一緒に手を動かして「いいもの」をみんなでつくっていける、マネージャーでもありプレーヤーでもある。そんなデザイナーになっていきたいです。

see also
世界で一番いいものを提供したい。- 営業部 和泉田 光志
「クオリティ」には徹底的にこだわる。- 事業部 赤坂 直人
信頼されたいという想いが、デザインの原動力。 - 事業部 畑見 直毅

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