Member人を知る
ゼロから 全部やれることが、 私のやりがい。
デザイナー
田島 美紗季
- 5年目
- デザイナー
- 2020新卒入社


工芸社の仕事について
学生の頃から空間デザイン領域のことを学んでいたので、その影響があると思います。元々舞台を観るのが好きなので舞台美術をやりたいとも思っていましたが、人を感動させることのできる空間がつくれるデザイナーとして活躍したかったので、業界を絞らずに就職活動をしていました。 その中で、展示会というものがあることを知り、この業界に興味を持ちました。自分の視野が広がったと言うか、「こういう形でも、私がやってきたこと、やりたいことが活かせそう」と思えました。それで工芸社に応募をして、今に至ります。

工芸社では
どんな仕事をしていますか。
私はデザイナーなので、基本的にはブースであったり、会場のデザインに関する業務をしています。 お客様や営業の方からヒアリングした内容を面図に起こすところから、大体の仕事が始まります。そこから、コンペ案件の場合はパース画を描いていきます。 お客様の要望を聞き、頭に思い浮かべたイメージをイチから形にしていく工程は正直大変です。 ですが、皆さんの考えを目に見えるカタチに変えていくこの時間は、私にとってやり甲斐を感じるときでもあります。


仕事への向き合い方で
意識していることはありますか。
自分から「現場に行かせてください」とお願いをして、積極的に現場に行くようにしています。現場を見ることが好きというのもありますが、デスクにいては学べないことが現場にはたくさんあるからです。 デザイナーはあまり現場に行かないというのが業界的な流れではあるので不思議そうな顔をされますが、断られることはまずありません。 何より、現場で自分が考えたデザインが組み上がった姿を見る瞬間の感動は大きいですし、やりがいを感じる瞬間の一つです。

自分の成長や変化を
感じることはありますか。
人学生時代に学んでいた空間系のデザインは、今の仕事の領域とはまた違うジャンルでした。なので、それまであまり描いたことのなかったパースを自分一人で描けるようになった点は、成長したのかなと思います。 あとは、グラフィックデザインにも積極的に挑戦するようになったことは、私の中での大きな変化です。
入社してそこまで年月が経っていない頃に、グラフィックデザインの仕事をお願いされたことがあったんです。ただ、当時は専門外ということで、まったく自信が持てず断ってしまいました。その後「やっておけばよかった」と、本当に後悔したんです。そういう経験もあり、今では「何にでもチャレンジしよう」という積極的な考え方が身につきました。


工芸社での印象的な
エピソードを教えてください。
会場の1ホール全体を使って展開するデザインを、イチから全部やったことは強く印象に残っています。すべての打ち合わせに出ることはもちろんですが、初めて墨出しから現場に入り、施工にずっと立ち会いながら、完成まで走り抜けました。 そこで改めて、私は“最初から最後まで全部自分でやる”のが好きなんだなと強く感じました。

工芸社の魅力は
どんなところだと思いますか。
基本的に親切な人が多いです。皆さん自分の芯みたいなものはしっかりと持っていながらも、決して頑固ではありません。 人の意見にはしっかりと耳を傾けてくれますし、自分の意見を押し通そうとするんじゃなくて、柔軟に物事を捉えていく人が多いです。「やってみたい」ということも基本的にはやらせてもらえます。そうやって、人の前向きな気持ちを後押ししてくれるところは、工芸社の魅力なのかなと思います。


工芸社で働きたいという方へ
メッセージを。
工芸社は、好奇心が旺盛な方にはピッタリの環境だと思います。 様々な空間づくりに携わることができますし、今は工芸社にない仕事でも、自分の意志次第でゼロからつくっていくことも可能です。
ブースひとつ取っても、細かいところまで探求し、自分のやり方を追求していきたいという人は、楽しいと感じると思います。そういった方に刺激を受けながら、私ももっと成長していきたいです。
